かかお (カカオ・加加阿)
学名 |
Theobroma cacao |
日本名 |
カカオ |
科名(日本名) |
アオイ科 |
日本語別名 |
カカオノキ |
漢名 |
可可(カカ,kěkě) |
科名(漢名) |
錦葵(キンキ,jĭnkuí)科 |
漢語別名 |
蔲蔲(コウコウ,kòukòu) |
英名 |
Cacao, Chocolate tree |
2007/05/26 薬用植物園 (温室) |
|
2007/06/07 同上 |
|
2005/08/19 同上 |
2005/10/23 同左 |
|
|
2009/04/30 同上 |
|
|
2007/02/08 神代植物公園 (温室) |
|
辨 |
カカオノキ属 Theobroma(可可 kěkě 屬)には、熱帯アメリカに約20-22種がある。
T. bicolor
カカオノキ T. cacao(T.pentagonum;可可)
T. microcarpum
|
アオイ科 Malvaceae(錦葵 jĭnkuí 科)については、アオイ科を見よ。 |
訓 |
英名の cacao, chocolate は、原産地のマヤ・アステカ語に基づく。 |
説 |
熱帯アメリカ原産。
ヨーロッパでは、コロンブスの1503年の記録に初見。1695年 Homberg がカカオバター Cacao butter を取り出し、1715年以降、これを薬用に用いてきた。
日本には、チョコレートは江戸時代中期にオランダ人により長崎にもたらされていた。カカオノキの渡来は、大正時代。 |
誌 |
果実からカカオ豆(種皮を取り除いた種子。漢名は可可豆 kekedou)を採り、加工してカカオペーストとする。カカオペーストに甘み・香料などを加えて固め、チョコレート(漢名は巧克力 qiaokeli)を作る。またカカオペーストからカカオバターを採った残りが、ココア(漢名は可可粉 kekefen)。 |
カカオバター(漢名は可可脂 kekezhi)は、融点33.4℃-34.4℃なので(つまり人の体温で融けるので)、坐薬・化粧料などの基材とする。 |
|